눈발 -感想-
눈발 を観てきました。
あらすじや、スポット映像は観ていたんだけと
感想を書いてるブログを検索してもネタバレ的な事が全く書いてない(°_°)
前出のジニョンペンの友達から、観た後に重苦しい気持ちになるよ と言われてた上で劇場へ行ったのですが、、、観終わった後その意味が分かる事に。
ちなみに私の感想は微妙にネタバレを含むので、知りたくない方は読まないでね❤️
私が観に行った回では、私と日本人の方がもう1人と、女子高生が2人 お姉さんが1人 て感じでした。
終わった後、女子高生の1人が、友達に
아아아...설마... 진짜.... 아〜、진짜〜
(あー、まさか、、マジか、、みたいなニュアンス)
と、低いトーンで言ってたのが もうそのまま感想だった。。。
内容的にも、女子高生にはかなりキツイ内容だったのでは。
ちなみにあらすじは、これが割と詳しかったかな(あ を選択すると読めます)
http://m.entertain.naver.com/read?oid=140&aid=0000032590&lfrom=twitter
途中から、いやまさか そっちに持ってくんじゃないよね!?お願いだからやめて! と祈るような気持ちで観ていました。
私は割と小説でも映像作品でも、かなり気持ちを引きずられるので結末を知っていたら、いくらジニョンが出ていても観ない種類の映画だったのですが、、、
主人公たちと一緒に傷ついたような気分で、胃が重く結局既に観ていた友達に気持ちを聞いてもらったり。。。
ほんとに直後はなんだかとても受け入れられなくて、なんで監督はこの映画を作ったんだろう。とか
宿に帰っても、イェジュとミンシクのその後を人生をずっと考えてしまってモヤモヤ…
映画としては、観た人にそう考えさせる っていうのは、ある意味 成功なのかもしれないけど。
あまりにイライラして笑 インディスペースのHPから、監督だけの舞台挨拶の記事を発見。
これを読んでやっと、少し気持ちが落ち着いた。
※GoogleChromeで表示すると翻訳してくれるので読めます♪
観てから数日経ってポコポコ浮かぶ感想としては
冒頭のシーンからジニョンが"ミンシク"で(当たり前だけど) 開始10分?15分くらい?一言も喋らなくて、彼の目と、空気と、なんかこう 大人からも地域からも切り離されたような所にいる感じが、ミンシクという少年を物語っているんだなと気づいた。
本当に、日本でのモリ活中によくこんな重いものを撮ってましたよ……。
当時、高校生役合うのかい?と思ってたりもしたけど、1年前のジニョンと今のジニョンで纏う空気も表情もこんなに違うんだなぁ としみじみ。
イェジュが、周りが敵だらけで 単語で会話しているのから、ミンシクと仲良くなっていくにつれ会話がスムーズになったり、外見まで変わっていく姿にキュンとしたり。
私も今は関東にいるけど、地方出身者なので 地方の閉塞感とか、中にいると気づかない事とかチクチクと刺激してくる内容だったなぁ。
でも冬の映画だからなのか、一貫してずっと寂しい雰囲気が観ているこちらを不安にさせるというか。
寂しく感じるのは、ミンシクの視点なのか…。。。
でも、キュンとするようなシーンほんと少ない←こら
ほぼ、スポットで動画になってる部分だけなのでは?と思うほど笑
この映画の終わり方は、明確な結末を描いていません。
賛否両論あるだろうし、これはあくまで私の感想だけど、私は あのままイェジュの人生が閉じていたらいいな と思った。
ミンシクは心の傷だけど、イェジュはそれだけじゃない。今後をあの閉じた街で生きるのは辛すぎる。
なぜそう考えたかというと、エンドロールに流れるイェジュが歌う曲が、私にはレクイエムに聴こえたから。
ミンシクの家が教会っていう事もこの映画では滑稽で重要だと思った。神様がいるのなら、どうか安らかに眠らせてあげて欲しい とエンドロールを見ながら思ったのでした。
監督は、インディートークでも話してた地元のいじめっ子に、映画見てって言ったそうだけど、監督の幼少期の苦さや辛さが詰まっているんだろうな。
ジニョンはこの映画に出演する事に悩まなかったんだろうか。アイドルの彼が、初めて出演する映画としては中々に重い。勇気がいったのでは。
でも、ジニョンがアイドルを卒業して年齢を重ねてたとえばもっと出演作が増えた後に、彼はこんな映画にも出ていたんですよと、改めて評価されるような そんな作品じゃないだろうか。
おわりに
日本語字幕が出ても、見返す自信がありません!!!!!!笑